樋口新葉が舞う「ラ・カリファ」

 

フィギュアスケートの2016-2017シーズンも早たけなわ。シニアデビューした女子の新星・樋口新葉選手が今シーズンのSP(ショートプログラム)で採用した楽曲は「ラ・カリファ」(リンク先で試聴できます♪)であると発表されています。

 

曲はイタリア音楽界の巨匠エンニオ・モリコーネが1970年の同名映画のために書いたスコアで、マカロニ・ウエスタンから『ニュー・シネマ・パラダイス』まで名曲は数あれど、映画音楽ファンは一致してこの映画のサントラをモリコーネ随一の傑作と評しています。

 

ただこのサントラはわが国では無名のような有名なような不思議な存在で、「無名」というのは映画自体が本邦未公開なのでストーリーすら不詳なため、「有名」というのはこのサントラからの数曲が後年NHKの番組「ルーブル美術館」に流用され、その美しい旋律が絶大な評判を呼んだがゆえにサントラ盤だけは日本でもリリースされたからです。

 

近年のスケート界では過去、ジョニー・ウィアー、無良崇人、エフゲニア・メドベデワも『ラ・カリファ』のスコアから曲を使用していますが、さて今季の新葉チャンはこの映画のどの曲をいかに「演じる」のか、期待はおおいにふくらみます。

 

 

折りしもこの週末、フィギュアスケートグランプリシリーズ「フランス大会」に樋口新葉選手が登場。GPシリーズ初挑戦の頑張りを期待したいですね。

 

ところで本編たる映画でこの《カリファ》を演じたのはわれらがロミー・シュナイダー。「カリファ」とはイスラム教「カリフ」の女性名詞形で、イタリアでの労働闘争を背景に労働者側の女リーダー(ロミー)と資本家男性の対立と恋愛、その果ての悲劇を描いたものです。映画の出来について言えば……まあ、ここでは不問、ということに(笑)。

 

 

 

JUGEMテーマ:外国映画の女優

 


コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

ブログ紹介

「Clair de femme」とは、フランス語で「女の輝き」を意味する言葉。ロミー主演映画のタイトルです。謎と悲劇に満ちた生涯を送りながら、スクリーンでは常に美しく輝いていたロミーに捧げるブログです。

text by KT(♀)
本の宣伝担当。ものぐさダンナの代わりにブログ&サイトの運営をしています。

※ご意見・ご感想・お問い合わせは
「romy@officesasaki.net」 まで。

最新記事

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>

カテゴリ

リンク

romy

  • TATIージャック・タチの世界
    フランスの映画監督&コメディアン、ジャック・タチのファンサイト
  • 最新のコメント

    • ロミーファンの集い「永遠のロミー・シュナイダー Lesson 6」
      KT (09/11)
    • ロミーファンの集い「永遠のロミー・シュナイダー Lesson 6」
      イッチ (09/11)
    • 「ルートヴィヒ」デジタル修復版、全国ロードショー!
      KT (06/09)
    • 「ルートヴィヒ」デジタル修復版、全国ロードショー!
      PineWood (06/09)
    • ロミーファンの集い「永遠のロミー・シュナイダー Lesson.02」
      KT (08/29)
    • ロミーファンの集い「永遠のロミー・シュナイダー Lesson.02」
      イッチ (08/28)
    • フィルモグラフィ1/1953-57年
      梶原孝信 (10/26)
    • フィルモグラフィ1/1953-57年
      KT (10/26)
    • フィルモグラフィ1/1953-57年
      梶原孝信 (10/25)
    • フィルモグラフィ1/1953-57年
      KT (10/25)

    archives

    • since:2009.10.26
    無料カウンター

    みんなのブログポータル JUGEM